- 安心してほっと笑顔になれるように、丁寧な説明と診察をおこないます。
- 体に負担のかかる検査は最小限にします。
- 心臓や血管の専門家として、血圧やコレステロールの数字だけではなく、本当に大事な心臓や血管を確認する結果重視の治療に当たります。
- アトピーやぜんそくなど、アレルギー疾患も丁寧に診察、治療いたします。
- 単に治療のおしつけではなく患者さんと二人三脚で治療をすすめていきます。
- ニキビやしみなど肌の悩みに女性ならではの視点で治療に当たります。
- 疾患によっては、今後の予定が分かるようにあなた専用の治療計画書をお渡しします。
要約すると、「患者さんの立場に立って、安心して笑顔になってもらう」
その為にどうするかというこだわりです。書いてしまうと代わり映えのしないこだわりかも知れません。代り映えしないからこそ、なぜこの様なこだわりに至ったか、私たちの思いを聞いてください。
こだわり
医師として働き始めのころは、正直そこまで患者さん、ご家族の気持ち、立場などに対してはあまり関心がありませんでした。 今では恥ずかしいですが「自分が正しいのだからこの治療法を受け入れればよい」といった良くいるタイプの医師でした。
しかしある患者さん、そのご家族との出会いで大きく認識を変えることとなりました。
認知症の患者さんの緊急カテーテル治療を行い、深夜にまでおよぶ長時間治療を経て何とか一命をとりとめることに成功し、ご家族に対して誇らしげに 「成功しました!よかったですね!」と説明しているときでした。
ご家族の方は喜んでくださるのですが、どこか複雑そうな表情を浮かべておられました。
後々に「実は成功してうれしい気持ちもあるのですが、認知症の母の介護はいつ終わるんだろうと疲れてしまった気持ちが出てきてしまって・・・。 本当はこんなこと思ってはいけないのだけど・・・」と語ってくれました。
その時に自分は心臓の病気ばかりを診て、患者さんそしてご家族をトータルで診れてなかったのだなと思い知らされました。
どうしても高齢者が多い病気です。私たち心臓血管の専門家と高齢者は切っても切り離せない関係にあります。
それを思い知った時、病気はもちろんだけど 患者さんそしてご家族が満足して笑顔になれる、そんな医師になりたいと思いました。
医師として勉強をするといつの間にか、医師としての当たり前が「みんなの当たり前」だと勘違いし、説明が患者さん目線ではなくなってしまっていました。
また患者さん、ご家族が本当に解決したいことは病気だけでなく、もっと大切な事というのも分かりました。
たくさんの患者さんに、「説明は分かりやすかったか」、「安心できたか」、「もっとどうすればよいか」と意見をいただき、ようやく目指していた医師に近づきつつあると感じています。
そもそも医療は十把一絡げに薬を使っても良くなりません。なぜその薬を使うのか、他に大事な運動、食事など薬以外の生活習慣を患者さん、ご家族が理解し納得していただいた上で実行することで初めて良い治療となります。
つまり医師が分かっているだけではダメなんです。本人、家族が本当に納得した三位一体でようやく光明が見えるものです。 薬だけ出されている、どんな治療をされているか知らない。いつも怒られていて通いたくない。いろいろなお気持ちがあると思います。
もしそんなお気持ちを抱えているなら患者さん、そしてそのご家族にとって穏やかな日々が戻ってくるために、私たちのチームに相談しませんか。