コロナウイルス以後換気の徹底をはじめ感染対策を行ってまいりました。
その結果どうしても診察室の声が外に聞こえてしまい、患者さんに不愉快な思いをさせてしまうこともありました。
換気と並行しているため完全には遮断することはできませんが、この度最新のスピーチマスキング機能を備えた機械を導入して、患者さんのプライバシーをより守れるように設備を刷新しました。
人の声を素材に合成音「情報マスキング音」を使用し、音量で会話をかき消す従来のノイズ方式と異なり、「音」で会話の中の音声情報をカモフラージュして漏れてくる会話の内容を聞き取りにくくします。会話のプライバシー( スピーチプライバシー )を守ります。
- スピーチプライバシーとは、会話の内容が第三者に漏れ聞こえてしまうことを防ごうという考え方で、近年、重要な会話や他人には聞かれたくないプライベートな会話に、配慮を求める社会的ニーズが徐々に高まりつつあります。